高機能抗菌内装材フラッシュクリーン / 高機能塗り壁材MPパウダー

高機能抗菌内装材フラッシュクリーン

ウイルス、有害物質、悪臭を吸着分解 Flash Clean

珪藻土+光触媒チタンアパタイト。健康、省エネ時代の新しい内装材が誕生しました。
インフルエンザ、大腸菌、有害化学物質のホルムアルデヒドや、悪臭の原因となるアセトアルデヒド…。空中には人間に有害な物質が蔓延しています。高機能塗り壁材「FLASH CLEAN」は、空気を清浄に保ち、湿度も最適化赤ちゃんからお年寄りまで、誰もが心地よく健康に過ごせる空間にしてくれます。

ウイルス、有害物質、悪臭を吸着分解 Flash Clean

「光エネルギー」でウイルスや細菌、悪臭のもとを水と二酸化炭素に分解する光触媒チタンアパタイト。吸着力に優れ、空気中の湿度とともに、有害物質も強力に吸着する珪藻土。この2つが融合し、有害物質を吸着・分解。壁や天井で24 時間、メンテナンスフリーで室内の空気を清浄化してくれます。

すべての人に安心、快適

当社で開発・製造する高機能珪藻土の原材料は、すべて自然素材。また光触媒チタンアパタイトも、骨や歯の組成に使われるカルシウムハイドロキシアパタイト由来の自然素材。化学物質は一切含まれていません。しかも電気を使わず、自然のチカラだけで有害物質を吸着、殺菌、分解、さらには消臭、湿度調整まで。だからこそ、赤ちゃんでも安心、快適。家族の健康と安心をサポートします。

おいしい空気、清潔な空間。
我が家がいちばん心地いい。家族がやすらぐ快適ハウスに。

高機能塗り壁材MPパウダー

MPパウダー から始まるスマートハウス

住まいの“心地よさ”に
プライオリティを。
「健康」「省エネ」「安全」
メソポア珪藻土ならそのすべてを叶えられます。

珪藻土とは

珪藻土(けいそうど)とは、植物性プランクトンの珪藻が、海や湖の底で長年にわたって堆積し、化石化したもの。

約800万年の時を経て、世界各地で採掘され、古くから人々の暮らしの中に利用されています。
例えば、七輪や耐火レンガ、ビールのろ過材、最近では化粧品のファンデーションにも使用されています。その中で、最近注目を集めているのが住宅の内装建材としての利用方法。天然素材である珪藻土は、自然の風合いが美しいだけではありません。

当社が使用する「メソポア珪藻土」は、さまざまな優れた特徴を発揮します。一つは、土や石と同じ無機鉱物が主成分のため「耐火性能」に優れていること、一つは消臭効果があること、そして最大の特徴は「調湿効果」により、健康で快適に暮らせるだけではなく「省エネ」も実現できること。

自然の力で湿度コントロール

「調湿機能」とは、湿度の高いときには湿気を吸収し、湿度の高いときには湿気を放出する機能のこと。

人間にとっても、建物にとっても快適な湿度は「40% ~ 70%」です。湿度が70%を超えると、カビやカビを養分とするダニが増殖し、人間の健康に悪影響を及ぼすだけではなく、建物の寿命も縮めます。

また、湿度が40%以下になると肌が乾燥しはじめ、湿度が20%以下になると、インフルエンザウィルスが増殖するという実験結果が出ています。快適で健康な暮らしには「調湿」という考え方が欠かせません。メソポア珪藻土は、調湿機能に優れた天然素材。人間にとっても建物にとっても健康で快適なメンテナンスフリーの住まいづくりに貢献します。

高機能調湿材、MPパウダーはここが違う!

1. 調湿に優れた「メソポア珪藻土」を自社管理のもと採掘・製造しています。

メソポア珪藻土とは

珪藻土とは、産地などにより細孔の大きさが違います。細孔の大きさが直径50 ナノメートル(*)以上(マクロポア)は一般的な珪藻土。細孔が2~50 ナノメートル(メソポア)のものが「メソポア珪藻土」です。この細孔の大きさの違いが、「調湿機能」の違い。細孔の大きな一般的珪藻土は、ビールの酵母菌を取るろ過材や土地改良材などに使われるほか、塗り壁材としても一部出回っています。

また、細孔をもつことで知られる備長炭は、メソポア珪藻土よりさらに細孔が小さいミクロポアのため、湿気や臭いを吸収しても、それを放出することはありません。余分な湿気を吸い、乾燥した時には湿気を放出。湿度を40%~70%の快適状態に保つ「調湿」に優れているのは「メソポア珪藻土」ならではの特質です。

「MP パウダー」は、このメソポア珪藻土を主成分とした高機能塗り壁材。そこで暮らす人々の健康、美容を守るとともに、建物を長持ちさせることも可能なのです。
*1 ナノメートルは100 万分の1 ミリメートル


2. 夏は涼しく、冬は温かい。
エアコン稼働が最小限に

暑さ、寒さも湿度が招く

「調湿」は、そこで暮らす人と建物に優しいだけでなく、「省エネ」=「光熱費削減」にもつながります。四季折々に気温や湿度が変化する日本。移ろう季節は風情があるものの、夏は高温多湿、冬は低温乾燥と、1 年を通して快適に過ごすには冷房や暖房が欠かせません。ところが体感温度は、湿度によって大きく変わってきます。湿度が高いとより暑く、湿度が低いとより寒く感じられてしまうのです。

「MP パウダー」で湿気をコントロールした室内は、1 年中適度な湿度をキープするため、エアコンなどの冷暖房費の削減に貢献できます

カビ、ダニ、ニオイも抑制

カビの原因となるのは、栄養・酸素・湿度・そして結晶などによる水分。「MP パウダー」は、優れた調湿機能により結露をおこしにくくし、カビの発生を抑えます。つまり、湿度をコントロールすることで、カビの発生を抑え、さらにはカビを食料とするダニを抑えることができるのです。

また、住んでいるひとにはわかりにくい生活臭も、湿気とともに部屋に充満するもの。「MP パウダー」は気になるニオイを抑えることも可能です。

さらに、土や岩と同じ無機鉱物を主成分とする「MP パウダー」は不燃性。万一の火災でも燃えにくいというメリットも併せ持っています。


3. ゼロ・ウェイスト実現のため原料はメソポア珪藻土を主原料とした自然素材

原料は4種類のみ、だから人にも環境にも優しい

優れた機能を持つメソポア珪藻土ですが、施工のしやすさや色彩調整のための調合が必要です。「MP パウダー」は、その調合材料も自然素材。しかも体に優しい中性です。原料は、色彩調整のための「白土」、ひび割れなどを防止するための「食品のり」、そして高機能調湿材「メソポア珪藻土」の4 種類のみです。人に優しく、環境にも優しい。「MP パウダー」は自然素材にとことんこだわった塗り壁材なのです。

自然界に還せる材料。だから「ゼロ・ウェイスト」

自然素材ということは、使用後も自然界に還せるということ。当社は、当社の理念である、「ゼロ・ウェイスト」を成し遂げるために「生産から破棄」までの一貫した物作りを実践。
「MP パウダー」を開発したのも、この「ゼロ・ウェイスト」実践への強い信念があったからです。
*「ゼロ・ウェイスト」とは、ゴミを焼却せず、環境負荷を減らしながら、リサイクルと堆肥化でゴミを限りなくゼロにする考え方のこと。

3種類のMPパウダー

MP パウダー L

メソポア珪藻土含有率15

自然素材そのままに、意匠性に重点をおきました。調湿機能は小さいですが、白土により白色度が高いので、色粉を配合することで多彩な色調が楽しめます。

MP パウダー M

メソポア珪藻土含有率50

高機能のメソポア珪藻土と白土をバランスよく配合しているので、調湿・脱臭機能と色調においても使いやすい材料です。自然光や照明の種類・光の当たり方によっても多彩な表情・色調が楽しめます。

MP パウダー H

メソポア珪藻土含有率80

高機能のメソポア珪藻土の配合比を高めるブレンド技術によって、調湿・脱臭機能に特化した塗り壁材です。より高機能材が求められる空間こそ、その効果を発揮します。色調は原料であるメソポア珪藻土のナチュラルカラーに近い色となります。

※調湿機能とは、25℃90%RH 吸湿量と25℃50%RH 吸湿量の差。
※吸湿量とは、25℃90%RH と25℃50%RH の温湿度で24 時間放置した時に1kg 当たりの材料が吸湿する水蒸気量。
※グラムパーキログラムとは、材料1kg で、何g の湿気をコントロールできるかを表す

・MP パウダーは自然素材のため、硬いものが当るとキズがつきます。
・クロスやペンキに比べると、微細なクラックやチリ切れが生じます。
・手作業で仕上げる材料のため、パターンや色は必ずしも均一には仕上がりません。
・事前に塗り見本などに触れていただき、上記の事項をご了解下さい。

関連商品

自然素材MP パテ

MPパウダーシリーズ専用の自然素材パテ。
せっこうボードの継ぎ目を充てんし処理する専用パテ。MP パウダーの強度や機能も最大限に発揮させ、塗りムラ、色ムラも解消します。

MP床下材

MP床下材を施工すると、床下の湿度が安全エリアを推移します。

床下の湿気の原因

1.換気で持ち込まれる湿気。
( 外気と居住空間から持ち込まれる水蒸気。主として外気です。)

2.床下地面から蒸発する水蒸気
( 雨水や地下水から蒸発によって発生するもの)

3.基礎コンクリートの余剰水分の水蒸気
20坪のベタ基礎コンクリートの場合( 面積66㎡ )
66㎡ ×22g=1.452g ⇒1日1.4L・1年で511L発生

下材は床下の相対湿度の変化によって、吸湿放湿を繰り返します。
湿度50% の吸湿量 40.8g/ kg
湿度90% の吸湿量 175.1g/ kg
25℃で相対湿度を24時間おきに90%⇔50%RH と繰り返し変化は134.3g/ kg